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週末はやっぱりデートです

— ange, Wednesday November 7, 2007 | Tagged with bike

平坦な道よりも、坂道とがっぷり四つ、戦っているときの方が生きている感じがする。向かった先はヒルクライマーの間で走らない人はもぐりとも言われる「和田峠」である。

  • 目標1. 脚をつかずに
  • 目標2. 30分以内で
  • 目標3. 完走する

最初に掲げた目標は、とりあえず達成できた。スタートラインには立てたのだろうか。ここから先の自分との戦いの方が、きっとこれから熾烈なものになることは間違いない。

八王子の高尾よりも若干北に位置する和田峠は、陣馬山へと続く陣馬街道の先にある。陣馬街道に入ると、東京都は思えない長閑な風景が続く。いっそのこと、この山岳地帯に住まいを構えてもいいかな、とか思ってしまう。ススキ、柿の木、清流の音。所々紅葉付いた山々。いよいよ山岳が見えてくると、なぜだか笑いがこみ上げてくる。

TTスタート地点である陣馬高原下バス停まで続く緩い傾斜を、めいっぱいおいしい空気を詰め込む。ふわぁと、新鮮な酸素が脳みそに送られ、それまでの長い道程(アプローチするだけで70km)でへたれた頭と脳が再び活気づく。

スタート。緩いなぁ、などと思ったのは最初の五分だけで、あとはもう、苦悶の表情しか出せなかった。ヒルクライムは上半身で登るものだと、どこかのマンガで読んだことがあったが、まさにその通り。トルクをかける太ももよりも、背中のほうにむしろ激痛が走る。わずか3.6kmの道のりではあるが、苦しかった。

勾配に上半身が堪えきれず、足下がふらつく。思わず脚をつきそうになるも、すんでの所でこらえる。タイムを見てる余裕が丸でない。とにかく、一回でも多くペダルを回転させ、1mでも多く進もうとすることだけに意識が行く。

時折、すでにTTを追えたクライマーが颯爽と峠を下ってくる。自分との戦いを終えた彼らは、きさくに「うぃーす」と声をかけてくる。きっと彼らとも、来年の乗鞍で一緒に戦ったりするんだろうな、と夢を馳せる。

ゴールである石碑が見えたときは嬉しかったなぁ。頂上でヒルクライマーたちと軽くおしゃべる。

愛車と週末デート。なかなかにいいものです。

  • 和田峠TT 1st: 23'26"34

また再来週、リベンジ。次の目標は20分切り。

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